【やりがち】重曹とクエン酸を混ぜても汚れが落ちない理由に衝撃…

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掃除の誤解
この記事は約3分で読めます。

「重曹とクエン酸を混ぜると、汚れがスッキリ落ちる!」
SNSでよく見る“シュワシュワ掃除”。
でも実際にやってみたら・・・。

泡はすごいのに、汚れはほぼ落ちてない…。
こう感じたことはありませんか?

実はこの組み合わせ、
見た目は派手でも、汚れを落とす力はほとんどありません。
むしろ“混ぜることで効果が弱まってしまう”という、意外な落とし穴があるんです。

この記事では、
・なぜ「重曹×クエン酸」は汚れが落ちないのか
・どんな汚れなら効果がゼロなのか
・逆にどう使えば一番キレイになるのか

を、わかりやすく解説します。
同じ失敗をしないために、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

重曹とクエン酸を混ぜると“落ちない”理由はコレ!

泡がシュワシュワするので、「汚れが浮いてる!」と思いがちですが、
実はこの泡は 二酸化炭素が出ているだけ
しかも、
アルカリ性(重曹)と酸性(クエン酸)が中和し、汚れを落とす力がゼロに近づきます。
つまり——
見た目だけ派手で、実力はいまひとつ。
これが「泡掃除しても全然キレイにならない」最大の原因です。

実際によくある”失敗例”

排水口に入れたけどヌメリが取れない

SNSでよく見る方法ですが、実はヌメリ取りには向きません。
強い洗浄力が必要な汚れなので、泡だけでは太刀打ちできないことが多いです。

トイレの黄ばみ(尿石)が残る

尿石は強いアルカリ性汚れ。
クエン酸だけなら効きますが、重曹と混ぜたら 弱すぎて落ちません

トイレはクエン酸だけで掃除するのが正解。

お風呂の水垢がビクともしない

水垢は“アルカリ性”。
重曹と混ぜたクエン酸は酸性が弱くなり、結局落ちなくなります。

水垢を落としたいなら、クエン酸だけで掃除した方が効果的。

正しい使い方は「それぞれ単独で使う」こと

混ぜると力が弱まるので、
重曹→油汚れ/クエン酸→水垢・石鹸カス汚れ
と使い分けるのが最もキレイになります。

油汚れ→重曹(弱アルカリ性)

適した場所

  • キッチンの油汚れ
  • 皮脂汚れ
  • レンジのベタつき

重曹スプレーでサッと拭くだけでOK。

水垢→クエン酸(酸性)

適した場所

  • 蛇口まわりの白いかさつき
  • 電気ケトルの白い跡
  • 浴室の石鹸カス・水垢

クエン酸水をスプレーし、しばらく置いて流すとピカピカに。

重曹×クエン酸の“唯一アリ”な使い方って?

実はひとつだけメリットがあります。

排水口のニオイ対策(軽いニオイ限定)
泡がニオイの元を少し浮かせるので、
「最近ちょっとニオうな…」程度なら改善します。

重曹×クエン酸の泡掃除は…

  • ✔ 軽いニオイ → 少しマシ
  • ❌ 強い悪臭 → ほぼ消えない
  • ❌ ニオイの根本原因 → 解決できない

まとめ:混ぜるより、別々に使った方が10倍キレイになる!

重曹とクエン酸はそれぞれ優秀ですが、
混ぜてしまうと お互いの良さが完全に消えてしまう 組み合わせ。

正しく使えば“時短・ラク・安全”な掃除になるので、
ぜひ今日から 使い分け掃除 を試してみてくださいね。

重曹マニア<br>もっちー
重曹マニア
もっちー

※ちなみに、重曹×クエン酸のシュワシュワには
「軽い汚れが浮く」「掃除スイッチが入る」など
実は、気持ちの面でのメリットもあります。
くわしくはこちらの記事で解説していますよ!
重曹とクエン酸を混ぜるメリットはこちら

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